成女学園ブログ

成女学園は1世紀以上の伝統を持つ女子校です。
生徒たちは、アットホームな雰囲気の中、日々笑顔の絶えない穏やかな学園生活を送っています。

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成女学園中学校・成女高等学校のブログです。
学園の日々の様子を、学校長および編集委員が中心になってお届けします。

成女学園ブログ > 学校長より

創立118周年記念式を終えて

更新日:2017年11月01日

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 秋も一段と深まり、木々の葉もあざやかに色づく季節となりました。きょうのよき日に、成女学園の創立記念日が迎えられたことを、たいへん嬉しく思います。この式典では、生徒と先生方が一緒になって学園の誕生日を祝いました。これには、本校の長い歴史と伝統が築かれる中で、その主役となるのは生徒たちであるという思いも込められています。

 本学園の歴史は1899(明治32)年にさかのぼり、今年は創立118年目にあたります。教育という永遠の使命をになう学園にとっては、必ずしも長い歳月とは言えませんが、明治・大正・昭和・平成と激しく移り変わる時代の中で、女子の教育ひとすじに歩んできた成女学園には多くの人々のさまざまな思いが織り込まれています。その時代時代の生徒が、多感な思春期をここ成女で学んできました。歴代の校長先生をはじめとする教職員の方々、ならびにその時どきの保護者や「この花会」の皆さまなど、実に多くの人々のご尽力とご支援により、こんにちの成女学園があります。そして、これまでにたくさんの優れた人材を世に送り出し、女子教育に素晴らしい成果をおさめてこられたのは、これら大勢の方々のお陰だと、改めて心から敬意を表し、深く感謝申し上げます。また、創立当初に掲(かか)げられた教育方針は、人間教育の本質を謳(うた)った普遍的なものです。戦前・戦後の激しく揺れ動いた歴史の流れにもまれながらも、こんにちまで長く引き継がれているのは、さまざまな時代の変化と多くの人々の批判に耐え、教職員や卒業生に受け容(い)れられてきたからであり、これこそが成女の何よりの財産です。

 きょうの記念日は、そのような歴史や伝統に思いをめぐらせるとともに、今後の学園、そして個人のさらなる成長を誓う日でもあります。一人ひとりが成女の大切な一員であることを自覚し、それぞれの立場で、学園の新しい時代に向けての発展を、自分の成長とあわせて、心に誓ってほしいと思います。そして、これまで築き上げられてきた歴史や伝統が、まだ見ぬ後輩の皆さんに受け継がれていくことを心から願い、本日の記念式典を終えました。

〔学校長〕


夏休みを前に

更新日:2017年07月19日

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すべての生徒が無事に1学期の終業式を迎えられたことを、とても嬉しく思います。
これまでの正味3ヶ月は、どの生徒も学校という集団の中で自分なりの生活習慣を形づくってきました。
ところが明日からの夏休みは、その枠からぬけ出し、家庭が中心の生活環境になります。
チャイムは鳴りません。
また、家族以外には周りの視線は少なくなりますが、誘惑は何かと多くなるでしょう。
それぞれが自分の気持ちや行いを自分でコントロールし、主体的に行動することが求められる40日になります。
一人ひとりが、夏休みにしかできない目標に向かって悔いのない生活を送り、9月以降の学校生活に活かしてほしいものです。

〔学校長〕


3学期始業式を終えて “有終の美を”

更新日:2017年01月10日

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 年末年始はおだやかな天気に恵まれるなかで、新しい年を迎えることができました。それぞれが心を新たにして、この一年に夢や希望をたくしていることと思いますが、生徒にとっても、地道な努力が実るようなすばらしい年になってほしいものです。
 そういう意味でも、今学期がこの一年を大きく左右することになります。卒業後の進路を目前にひかえる3年生にとっては3年間の集大成であり、1年生や2年生にとっても次のステージを見すえて、平成28年度のまとめをしなければならない大変重要な3か月です。生徒一人ひとりが自分の課題に勇気をもってねばり強く取り組み、春に花を咲かせる草花のように、有終の美を飾ってほしいと思います。

〔学校長〕


2学期終業式を終えて

更新日:2016年12月24日

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 実り多かった2学期はきびしい残暑で始まり、いよいよきょうで終わりになります。冬へと季節がめぐりゆくなかで、生徒はいろいろなことを経験し、とてもたくましくなりました。中学・高校ともにそれぞれの学年では状況は異なりますが、だれにとっても喜びや感動などのような元気がわいてくる出来事が必ずあったはずです。とくに今学期は、大きな行事を通してみずから経験することにより、確かな成長につながったことと思います。

 明日からの冬休みが、生徒一人ひとりにとってリフレッシュできるような意義のある2週間となり、平成29年が素晴らしい年になることを願うばかりです。

 本学園のブログをご覧いただきました皆さまにとりましても、よいお年をお迎えくださるよう、お祈り申し上げます。

〔学校長〕


2学期は「広げ、伸ばし、決める」

更新日:2016年09月01日

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きのうまでの夏休み中に、追分での合宿をはじめ講習や補習そして部活などにおいて、生徒それぞれの活躍が伝わってきました。
きょうから始まった2学期は、1年のうちで最も授業の日数が多く、大きな行事も予定されている重要な4か月です。

今朝の始業式では、それぞれの学年に取り組んでほしいことをキーワードにして話しました。
1年生は“広げる”です。
1学期は学園の生活に慣れることが主な目的でしたが、2学期は学びの視野とともに人間関係も広げて、一人でも多くの友だちのことを理解してほしいと思います。
2年生は“伸ばす”です。
それぞれが自分の得意なところや良いところを見つけ、それを少しでも伸ばしてほしいと願っています。
3年生は“決める”です。
何を決めるかは、もちろん卒業後の進路です。
保護者や先生方と相談するのは当然ですが、これまで自分が広げ伸ばしてきたことをすべて活かしきって、最後は悔いの残らないように自分の進路は自分で決めてほしいものです。

以上のように、それぞれの学年が「広げ、伸ばし、決める」を心がけて、2学期が一人ひとりにとって充実することを心から期待しています。

〔学校長〕


高校の卒業式を終えて “信頼ある人間関係を築き多くの経験を”

更新日:2016年03月15日

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 冬の寒さがゆるみ、校庭の木々は柔らかな日差しを浴びています。
春の訪れを感じさせるきょうのよき日に、高校の卒業式が行われました。
卒業生ならびにその保護者はもちろん、私ども教職員にとりましても誠に喜ばしい一日です。
卒業生はこの3年間で、入学した頃の幼さは次第になくなり、自立しようとするたくましさを見せるまでに成長しました。

 本日の式典では、私から卒業生に2つのお願いをしました。
1つは、人との関わりを大切にほしいということです。
「ありがとう」という感謝の気持ちと、「お互いさま」という思いやりの心をもって人に接し、周りからの信頼を得てもらいたいと思います。
もう一つは、多くの経験を積んでほしいということです。
いろいろなことに挑戦することによって、さまざまな角度から物事を考えられるようになり、人間としての深みと幅を増してもらいたいと思います。

 “若鳥は向かい風に向かって巣立つ”と言われます。
卒業生も、それぞれの可能性に満ちた新たな世界へ向かって、力強く学園を飛び立ってほしいものです。

〔学校長〕


3学期を迎えて “目標を持って前向きに”

更新日:2016年01月08日

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 きのうで冬休みが終わり、生徒はそれぞれ気持ちも新たに今学期を迎えたことと思います。
けさの始業式では、脳をいきいきさせるためには何かの目標を持つことが重要だという話をしました。
この3学期をどのように過ごしたらいいか。
この1年をどのように送りたいか。
一人ひとりの思いは異なるでしょうが、きょうの節目に改めて自分自身に問いかけ、それぞれの目標を確かめてほしいと思います。

 また、人やモノに感謝したり感動したりすることや、不満などを言わないことも脳細胞をすこやかにするためには大切です。
ちなみに、1月を昔の暦では睦月(むつき)といって、それは人々が睦(むつ)まじくする月という意味だそうです。人と仲よくして感謝したり感動したりすれば、おのずと不平や不満は少なくなるものです。
豊かな心と穏やかな気持ちで、今年をスタートしてほしいと願っています。

 これからの3か月は、平成27年度を締めくくるために取り組まなければならないことがあります。
3年生は学校生活3年間の集大成を、2年生は最高学年となるためのパワーの備えを、1年生は学園の中心学年となる心がまえを、それぞれに期待したいものです。

〔学校長〕


創立記念日に際して

更新日:2015年11月01日

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 学園は創立記念祭の準備に追われる日々ですが、放課後にふと気づくと、校庭は暗くなっています。
去りゆく秋が惜しまれるきょうのよき日に、成女学園の116年目となる創立記念日を迎えることができました。
生徒ならびに教職員のみなさんと共にその喜びを分かち合い、学園創立の原点に立ち返って建学の精神に思いをはせる一日にしたいと思います。
1899年に設立された学園の長い歴史には、実にさまざまな人々の人生が織り込まれています。
これまでに多くの方々が学園のために心をくだき、力を尽くしてこられたからこそ、こんにちの成女があるのは言うまでもありません。

 一方、世の中はコンピュータやインターネットなどの著しい進歩によって、想像もつかない速さで情報化社会へと変わりつつあります。
そして、われわれの周りのあらゆるモノがネットワークにつながることで、今後数十年もすると、今ある職業の半分近くは無くなるだろうと言われています。
先行きの見えないこれからの社会では、過去の延長で物事を考え、これまでの経験で問題を解決することが難しくなります。
教育の世界においても、公立、私立を問わず学校を取り巻く環境はきわめて厳しい状況にあります。

 成女学園の長い伝統を守りつづけることは、「変えてはいけないもの」を大切にすることはもちろんですが、時代の状況に合わせて、「変えるべきもの」を柔軟に変えていくことでもあります。
建学の精神を受け継ぎながら、みんなの知恵と勇気と心が一つになることで、学園の発展へ向けたさらなる一歩を踏み出したいものです。

〔学校長〕


2学期を迎えて “プラス思考で”

更新日:2015年09月01日

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 2学期の始まりに合わせるかのように吹く風に秋の気配が感じられますが、今年の夏は猛暑日が記録的につづくなど、ことのほか暑さが身にこたえました。
しかし、校庭の木々がすくすくと伸びているように、夏は「成長の季節」と言われます。
今朝、久しぶりに生徒の日焼けした表情をみると、それぞれの成長ぶりがうかがえました。
生徒の根っこや幹も少しずつたくましくなってきているにちがいありません。
今学期は、さらにそれぞれの根っこや幹を成長させ、熟した果実を収穫するための4ヶ月となります。
どれほどの成果をあげることができるのかがとても楽しみです。
 ところが生徒のなかには、夏休みが終わったことで憂うつな気分になっている者や、2学期への心の準備ができていない者も、少なくないと思います。
始業式では、“プラス思考”というテーマで話をしました。
不都合な出来事でも、そのよい面をとらえ、前向きな考え方ができるかどうかということです。
物事の多くは、マイナスなことでも受け止め方によってはプラスに解釈することができます。
具体的な例をあげると、
 ・風邪をひいて体調を壊したとき、「辛いなぁ」とへこむのではなく、「十分に休養をとるチャンスだ」と気持ちを切りかえてみる。
 ・友だちと口論になったとき、「友だちのほうが悪いから」と相手を非難するのではなく、「友だちの本当の気持ちがわかった。もっと仲よくなれるかもしれない」と相手の気持ちになって考えてみる。
 このように、よくない出来事も前向きに考えればチャンスとなります。
病気や周りのせいにして不平や不満を言いつづけても、状況は何も変わりません。
どのようなことが起きたかよりも、起きたことに対してどのように受け止めるかが大切になります。
たいへん難しいことですが発想を変えて、自分に今できることは何かを考え、それに少しずつ取り組んでほしいと思います。
自分が変わると、不思議なことに、周りの人や状況も変わってくることは珍しくありません。
 いよいよ2学期が始まりました。
「夏休みが終わってしまった。あーあ、嫌だなぁ」ではなく、「新しい学びがたくさん待っている2学期が始まった。
よしがんばろう!」というプラス思考で、明日からの学校生活を有意義に送ってもらいたいものです。

〔学校長〕


始業式を終えて  “聴く力を高めて多くを学び取る”

更新日:2015年04月07日

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 いよいよ平成27年度が始まりました。生徒はもちろん私ども教職員も、心地よい緊張感に包まれるなか、新たな気持ちで始業式を迎えました。

 今朝は、年度のはじめにあたり、学ぶ者の心構えとして「人の話を聴くこと」の大切さについて、改めて触れました。聴くだけであれば誰でも簡単にできそうですが、黙って静かにしていても実際に人の話を聴いているとは限りません。自分自身が聴いているつもりになっていることもあります。言葉遊びになりますが、「聴」という漢字は、「耳」に「+」(プラス記号)と「目」と「心」の文字が組み合わさってできています。人の話を「聴く」というのは、耳と目と心を足し合わせ、フルに使って理解しようとすることだと思いたいものです。また、人の話を聴く力が学ぶ力と大きな関係があることは否定できません。勉強ができる生徒は、人の話をよく聴いて考えたり工夫したりしますが、勉強が苦手な生徒は、人の話を聴くのも苦手な場合が多いようです。

 きょう、新たなスタートラインに立った生徒には、聴く力をより高めて、先生方の話を耳と目と心で聴き取り、少しでも多くのことを学び取ってほしいものです。

〔学校長〕



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