
リーダー教育
仲間のいろいろな意見を尊重できる「リーダー教育」
リーダーシッププログラム
一人ひとりがリーダーシップのある行動を
自己表現ができるようになってくれば、自分の意見を持ち、それをもとに相手と話し合うことが必要になります。さらに集団になれば、それぞれの意見を尊重しながら、周りに作用をもたらし、そのチームの目標に向かって行動していくことが求められます。社会に出たら必ず必要な力です。
本校では、これを授業として体系的に学ぶことと、学校行事や部活動などの中での実践を並行して取り組むことで、習得のスピードと効果を最大化しています。誰かひとりが集団を率いる形のリーダーシップではなく、一人ひとりがリーダーシップのある行動を取れることをめざします。

プログラム
リーダーシップ導入編

探究・開発研修部
阪本 浩 先生
まず、自分の意見をつくる方法を、いろいろな題材や事例のなかでひとつずつ分解しながら学びます。何となく意見があるのではなく、フレームワークをもとに意見をつくるという作業を、対話を通して行います。次に、話し合いを上手に進めるために必要なことをグループワークで確認していきます。講師は、ソニー出身で現在は本校で探究・表現教育・リーダー教育の責任者を務める阪本 浩先生です。
リーダーシップ実践編

リーダーシップコーチ
水上 雅人 先生
「リーダーシップは才能や能力ではなく行動である」をしっかりと理解したうえで、授業では身近なケースを使って対話し、さらに日常生活で実践するというサイクルで、学びを深めていきます。周りを動かすために、自分自身にも向き合って成長につなげていきます。講師は、ハーバード・ケネディスクールのハイフェッツ氏のメソッドを継承し、リーダーシップコーチとしてご活躍中の水上雅人先生です。
生徒会
自分たちの学校は自分たちの手で
「自分たちの学校は自分たちの手で」をスローガンに、生徒会が中心となって学校生活を運営しています。体育祭や文化祭はもちろん、学校行事は基本的にすべて生徒会が企画運営。「どうしたら去年よりもっと盛り上がる?」「どうしたらもっと喜ばれる?」という問題意識を常日頃からもって行動しているだけあって、先生たちもアッと驚くアイデアが、どんな行事でも尽きません。



ルールメイキング
生徒による校則見直し活動

成女は、全国300校以上が取り組んでいる「みんなのルールメイキング*」に参加しています。ルールメイキングは、学校の校則・ルールの対話的な見直しを通じて、みんなが主体的にかかわれる学校をつくっていく取り組み。生徒や先生同士で対話を重ね、納得解をつくっていくプロセスを大切にしています。 学校をどうしたら良くしていけるか。校則などのルールも、学校が決めたものに従うだけではなく、「どうあるべきか」を生徒会幹事が中心になって自分たちで考え、先生たちととことん話し合います。 自分たちが決めたルールだから責任も自分たち。ルールを守るための工夫や、ルールを破ってしまったときの対処なども、生徒たちが自ら考えます。自律・自立の精神が自然と生徒たちのなかに育まれています。
*運営元:認定特定非営利活動法人カタリバ

