
教育体系
自律・自立した生徒の育成
興味関心や得意なことで未来を切り拓き、社会で活躍し貢献する、
自律・自立した生徒を育成するための教育体系。
興味関心や得意なことで未来を切り拓き、社会で活躍し貢献する、自律・自立した生徒を育成するための教育体系。


学力
好きや得意を見つけ、伸ばすための「学力」
本校が教育目標として掲げる自律・自立の精神は、これから生きていくうえでとても大切なことです。そして、それを実現するためには明確なキャリア成女では、興味関心や得意なことを中心にキャリアプランを描いていきますが、勉強も必要です。興味関心を見つけるためには知識が必要ですし、興味関心を広げたり深めるためにも知識は必要です。逆に言えば、知識が不十分だと、興味関心は狭い範囲での比較でたまたま選ばれたものになってしまいますし、深掘りできずに中身の薄いものにとどまってしまいます。高い学力は必須なのです。

探究
好きや得意を自分の将来につなげる「探究」
探究学習とは、自分で問いを立て(課題発見)、自分なりの創造的な答えを探す(課題解決)営みです。予測不可能で答えがひとつではない時代に、最も必要とされている力と言えます。 成女では、この探究学習を「自主研究ゼミ」と呼び、キャリア教育と融合させて取り組んでいます。せっかくの探究学習を趣味や流行に乗せて行うのではなく、自分の進路に関連づけて取り組むことで、自分の将来を深く探究することができます。

表現教育
自信をつけて、自分を周りに伝えるための「表現教育」
社会に出たら、自分を周りに表現し、仕事で成果を生み出していくことが大前提。せっかく希望の進路や職業に就くことができても、自分は何が得意で何がしたいかを周りに適切に表現できなければ、やりたいことができるとは限りません。 なのに、学校ではインプットの連続で受け身の時間が長いのも実情。社会に出てすぐに自己表現ができて、アウトプットをしていける人は限られています。そんな矛盾を解決するのが、成女の表現教育です。

リーダー教育
仲間のいろいろな意見を尊重できる「リーダー教育」
非認知能力には多種多様な能力がありますが、それらを包括的に鍛えるには10年以上かかります。成女では、社会に出ると一人で完結する仕事はないことに着目し、自己表現の次に必要なスキルとしてリーダーシップ教育に取り組んでいます。
リーダーシップを授業として体系的に学び、並行して学校行事や部活動などのなかで実践することで、習得のスピードや効果は段違いとなります。

360°キャリア教育
あらゆる進路をめざせる、全方位対応のキャリア教育。
成女のキャリア教育
学校生活のすべてがキャリア教育につながる
キャリア教育とは何でしょうか——。成女では、「一人ひとりの興味関心や得意を極限まで伸ばし、社会に出てから活躍し貢献するための準備をすること」と捉えています。
したがって、成女の学校生活は、授業も部活も行事も、すべてがキャリア教育につながっています。大学名や偏差値に惑わされることなく、学部学科にこだわって、自分の興味あること、好きなこと、将来やりたいことを大切にするのが、成女のキャリア教育です。
SCH(スーパーキャリアハイスクール)
本校は、社会に出て活躍する姿をゴールに見据えた、本質的かつ体系的なキャリア教育を実践する最先端の高校として、自らSCHと名乗ることといたしました。

文部科学省キャリア教育優良校
「第16回キャリア教育優良学校 文部科学大臣表彰」を受賞
本校は、キャリア教育に関する文部科学大臣表彰「第16回キャリア教育優良学校 文部科学大臣表彰」を受賞しました。
自分の好きなこと・得意なことを将来につなげ、一人ひとりが将来誰か(社会)の役に立つために構築した、総合的なキャリア教育体系が受賞理由です。特に、探究学習に高大連携や産学連携を組み合わせた「自主研究ゼミ」や、自己表現力を伸ばす「表現プログラム」の授業は、独自で先進的なものとして高い評価をいただいています。


教育制度
好き・得意を深める専攻制度

2026年度より、将来の進路を意識した「専攻」制度を導入します。いわゆるコースに近いものですが、それよりも柔軟性のある制度です。
生徒は人文・アート・社会・家政・自然科学の5分野の専攻から1つを選択。自主研究ゼミはこの5つに分かれて活動します。また、一般教科の選択科目も専攻ごとに基本パターンが組まれますので、将来の進路に応じた適切な科目を履修することができます。
さらに、進路によって基本パターン以外の科目を選択したい場合や、途中で志望進路が変わった場合も変更可能ですので安心です。
これがキャリア教育の最先端を行く成女の「専攻」制度です。
好き・得意を伸ばす教科別特待生制度

一人ひとりの興味関心や得意なことを極限まで伸ばすことは、社会で活躍する近道です。成女の特待生制度は、3教科で総合的に判断するのではなく、入試の成績をもとに英語・数学・国語でそれぞれ個別に認定します。生徒によって1教科特待・2教科特待・3教科特待と、さまざまな形がありえるうえ、同じ2教科特待でも、英・数の生徒もいれば英・国の生徒もいます。習熟度別授業に連動するほか、学費の減免も用意されています。