【校長日記】夏の風物詩
校長日記
セミの成長とヒトの成長
セミはその生涯のほとんどを土の中で幼虫として過ごします。
幼虫時期は、環境によって変化しますが3年~6年程度です。
夕方地中から出てきたセミの幼虫は、朝までに羽のある成虫へと羽化します。
成虫の寿命は約1週間から2週間です。
よくこの話をすると、長い間幼虫で土の中にいて、ようやく成虫になれたと思ったらあっという間に死んでしまうのはかわいそうという話を聞きます。
人間に置き換えると、せっかく子どもから大人になり、18歳で成人したと思ったら2か月くらいで死んでしまうという感覚ですよね。
でもはたしてそうでしょうか。
そもそもヒトは本当に18歳で大人なのでしょうか。
確かに肉体的な成長は止まってしまいますが、精神的には18歳以降も経験による学習を通して成長していきます。
では、それはいつ完結するのでしょう。
答えはわかりませんが、私は一生成長し続けていくのではないかと思っています。
セミの幼虫が土の中で同じように見えますが、じつは1齢幼虫、2齢幼虫、3齢幼虫と脱皮を繰り返して確実に成長していくように。
〔学校長〕