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成女ブログ

【高大連携】日本薬科大学×自然科学ゼミ

日常

高大連携企画、自然科学ゼミ、日本薬科大学との共同研究。
高校1年生に対して、大学の研究とはどのようなものかを体験してもらうために、全6回にわたり、日本薬科大の教授に、講義・実験・まとめを指導していただく企画の第1弾です。
昨年は、市販薬についての研究でしたが、今年度は、基礎研究分野で、生物を使った研究をやります。
本日のテーマは「シロアリ」講義を担当していただいたのは、日本薬科大学の福嶋仁一先生です。福嶋先生は薬剤師のかたわら、シロアリの研究をライフワークの一つとされています。
まずはフェロモンの実験、生きたシロアリを使い、白い紙に油性のボールペンで丸を書くと、シロアリが一列になりの線の上を外れることなく歩くというもの、生徒たちはその不思議な光景に「かわいい」などの歓声を上げていました。
十分にシロアリの魅力を知った後で、次はシロアリの腸内に共生している原生生物の観察、シロアリを解剖し、その腸の様子を顕微鏡で観察しました。
生徒たちは画面いっぱいに映し出された多種多様な微生物に、驚きと、生命の不思議さを感じ取っていました。

〔編集委員〕